新しい防災器具の納入・テストを実施しました
兼ねてからお知らせしておりました、東京都の『関東大震災100年町会・自治会防災強化助成事業』への参加により、
- 街かど消火ハリアー
- トランシーバー
をそれぞれ3基ずつ購入し、この度納入されましたので、動作試験を行いましたので報告いたします。
消火用の設備として最初に検討したのは『スタンドパイプ』と呼ばれる道路の地下に設置されている消火栓に接続して使用するものでしたが、これはマンホールの蓋 を開ける専用工具などの訓練が必要になり、実際の近隣の消火活動において即座の実用ができるかどうかという点で少し心配がありました。この『ハリアー』の散水部分のノズルは一般の水まき用のものと違い水道の水流を最大限に利用してより遠くに水が届くように特殊な特許技術を導入しているとのことです。 また、水道栓から伸びるホース部分も車が乗っても水流が遮断されず、捻じれなどにも強い材質になっています。今回購入した『街かど消火ハリアー』は普通の一般家庭にある水道栓に簡単に接続できるという点で手軽に利用できるため、今回導入することに決めました。実物は左 の写真のように庭の水まきに使用するノズルを強固にしたものになります。 |
収納も専用のリュックサックに収まるようにできており、火災場所への持ち運びもスムーズにいくと期待できます。ただ、重量が7kg程あるので簡単な持ち運び用の カーゴの様なものがあった方がいいかもしれません。この点は今後の課題です。 |
今後、この『街かど消火ハリアー』を使った防災訓練を企画していく予定ですので、ぜひその際にはご参加ください。尚、以下のリンクから、製品の詳細などを確認できますので、興味のある方はご覧ください。
また、購入したトランシーバーは、右の様なものになります。 災害時には区指定の避難所などに様子を見に行ったり町内の見回りをしたりして連絡を取り合う必要が出てくる場面がでてきます。 そのようなケースに使えるよう普段から使いこなせるように練習しておく必要があります。祭礼や年末の夜回りなどの時にもできるだけ活用しいざという時にスムーズに使えるよう慣れておくようにしたいものです。